ここが重要!webデザインのヒアリングで失敗しない3ポイント

webデザインのヒアリングで失敗しないポイントとは?

ここが重要!webデザインのヒアリングで失敗しない3ポイント

独学や専門のスクール等でwebデザインの基礎を学んで、初めてお仕事する時は誰でも緊張するものです。クライアントさんに喜んでもらうためには、どれだけ普段の自分の力を引き出せるかですよね。今回は初めてwebデザインをする時に安心できるヒアリングで失敗しない3つのポイントを紹介します。

ヒアリングとは?

webデザインのお仕事では、ほぼ必ずと言っていいほど「ヒアリング」があります。
これは、製作者(webデザインをする人)がクライアントさんの希望を聞く事です。
様々な質問によって、クライアントさんが「どんなwebデザインを求めているのか」といった点を絞っていきます。
クライアントが解決したい問題を解決できるデザインを納品する事がお仕事の成果や評価に繋がります。

ヒアリングシートを作ろう

ヒアリングの目的は理解して頂けたでしょうか?
その次は「ヒアリングシート」を作りましょう。
最初から質問する内容を決めておくだけでスムーズにヒアリングを進められます。
緊張したり、テンパってもヒアリングシートを作っていれば最低限必要な質問はできますよね。
ヒアリングシートの主な内容は以下の3つなります。

クライアント情報

クライアントさんの会社名・担当者名・業種・既存サイトなど、クライアントさんに関する情報を聞き出すための項目です。
予算や納期といった大切な内容もこちらに含みます。

webサイト設計に関する情報

webサイト名・目的・現在の問題・改善して欲しい点などを聞き出すための項目です。
なんのためのwebサイトなのか、何のために依頼をしてきたのかといった点を明確にします。

webサイトの仕様に関する情報

ユーザー側ではなく、webサイト運営側の立場にたった仕様に関する情報を聞き出します。
ドメインやサーバーの有無や管理をどちらが行うのか、さらに導入する機能といった内部的な事を打ち合わせします。

初めてでも安心!ヒアリングで失敗しないための3つのポイント

webデザインのヒアリングで意識したい3つのポイント

ヒアリングシートの準備ができれば、後はクライアントさんとのヒアリングのみとなります。
初めてヒアリングする時は、緊張で上手にできないのが普通だという事をまずは忘れないでください。
また、これから紹介する3つのポイントを意識して失敗するリスクをできるだけ抑えましょう。

事前にヒアリング内容を共有しておく

実際にヒアリングを行う前に、事前に「ヒアリング内容を共有」しておきましょう。
クライアントさんに「このような質問をします」とヒアリングシートを送ってある程度やり取りをしておくのがベストです。
何もない状態と予め情報がある状態では、ヒアリングの進行スピードやコミュニケーションの取りやすさが大きく変わってきます。

デザインのサンプルを用意しておく

ヒアリングの際には、デザインのサンプルを用意しておくのも失敗しないためのポイントの1つです。
webデザインの大まかなイメージや方向性がわかるようなサンプルを用意しましょう。
視覚的にわかりやすいデザインがある事でクライアントさんも希望を伝えやすくなります。
全く異なるタイプのサンプルを複数持っていくというwebデザイナーも意外と多くいるんですよ。

遠慮し過ぎはNG!質問と提案をする

事前に調べた情報とは異なる情報が出てくる、または調べても欲しい答えが見つからなかったというケースもあります。
分からない事がある時は、気にせずにクライアントさんに質問するようにしましょう。
クライアントさんを満足させるwebデザインに仕上げるには、わからない事がない事がベストです。
また、クライアントさんの意見を聞くだけではなく、自分から提案をするのもおすすめです。
意外とwebデザイナー側から質問されるのを待っているクライアントさんも多くいるからです。
webデザインをする側からの意見を聞いてから最終的な判断をするといったケースも珍しくありません。
質問と提案をする繰り返しながら、クライアントさんの要望を引き出していきましょう。

まとめ

初めてwebデザインを担当する時は、誰でも緊張しますし、失敗もします。
しかし、できるだけ失敗するリスクを減らしておく必要もあります。
そんな時には、ヒアリングシートが役に立ちます。
初めてのwebデザインで緊張している、不安を感じているという方は、本記事を参考に失敗しないためのヒアリング対策を行いましょう。